[コウサクTopにモドル]


■ユカタ スワリポーズ
イベントで販売されたキットを、委託販売をしているショップで買いました。
イベント後すぐに売っていたあたり、
出品した人は転売目的で買ったのかなぁ。
なんて思うとちょっと悲しい気もしますが、
おかげで入手できたので、ここは素直に喜んでおくのです。

「キットを買ったはいいけど、こんなの作れないヨ」なんて方の
参考になればいいなーと思います。

 

■■コレつくりますー■■

VANCE PROJECTの着せ替えパーツセット「ゆかたすわりポーズ」です。
パーツは全部で10点で、塗装しやすいパーツ分割になってました。

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■■用意するモノ■■

左上からデザインナイフ、半丸ヤスリ、ピンバイスとドリル刃、ニッパー。
右は耐水ペーパー400番と800番です。
ドリルの刃は金属加工用の1mmと3mmを用意しました。
近所のホームセンターからの調達品です。


左はタミヤのプラパテ。右はGSIクレオスのサーフェーサー1000。
ヨドバシカメラのホビー館で購入しました。

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■■いらない部分を削ります■■

樹脂を流し込んだときの跡が残っているので、
パーツから1ミリぐらいのところをニッパーでカット。

*写真取り忘れちゃったんで、ゆかた立ちポーズキットの写真になってます^^;


続いてデザインナイフで、残った部分を削っていきます。
このとき、完全に削り取ろうとすると
必要な部分も削っちゃいがちなので、
ほんの少しだけ(平らにならない程度。0.1mmとか)残しておきます。
残った部分は400番の耐水ペーパーをかけて削り、
湯口が無くなったら800番のペーパーで表面をならします。


また、左右の草履の間とか、足と草履の間などに余分な部分があるので、
それも同様にナイフでカットしてペーパーがけをします。

ペーパーは目の荒さが番号で表わされていて、
番号が大きいほど細かくなります。
どの番手を使うかは人によって違うと思いますが、
400番と800番、あとできれば1200番あたりがあれば十分です。

ペーパーがけはめんどくさいですが、
いつかは終わる-ぐらいの気持ちで
のんびりとやるようにしてます。

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■■パーティングラインを消します■■

パーツには、パーティングラインという、
型の繋ぎ目の跡が付いています。
これはナイフの刃を立てて、カリカリとひっかくようにして削り取ります。
ざっと削ったら400番→800番のペーパーをかけます。

パーティングラインのところでパーツに段差が付いている場合は、
削って処理しようとすると、
平らになってしまったり凹んでしまったりすので、
削らずにパテを盛って修正します。

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■■試しに組み合わせてみました■■

湯口とパーティングラインを消したところで組み合わせてみました。
縁台の足が歪んでいてガタガタするので、
プラ棒で作り直そうと思います。

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■■洗うー■■
ガレージキットは、型から取り外しやすいように型に離型剤という薬液が吹き付けられています。
型から取り外したときに、この離型剤がパーツに残ってしまうため、
そのまま塗装しようとすると塗料がハジかれてしまうことがあります。

全体にペーパーをかけちゃえば離型剤も落ちるのでそのまま塗装しても大丈夫なのですが、
このキットは服のシワの部分 襟の合わせのあたりにペーパーをかけにくいので、洗剤で洗いました。
また、洗うことでペーパーがけをしたあとの細かいカスも取れます。

洗剤は台所用洗剤でもいいですし、風呂ついでにボディーシャンプーでもいいと思います。
模型専門店に売っている離型剤落としももちろんいいのですが、
わざわざ買う必要があるのと、匂いが苦手なので使ってませーん。

洗うときは古い歯ブラシなどを使うと楽ちんです。

つづくー